仮想通貨で失敗した人に贈るエール・嵌められたら目覚めよ!今後、仮想通貨はどう展開するの?仕手戦から考察

 

他の分野での挫折とは違い相場の世界での挫折と言うものは極めて悪魔的である。

 

元々世間的には、何も生み出してはいないので同情もされない場合が多い。

 

それどころか、「やっぱりな」・・「初めからわかってたんだよ」・・である・・

 

他の健全なる挫折(退場)とは違い、経済的に大きな負の財産を負わねばならない場合もしばしば見かけたりもする。これは、会社の倒産時に伴う経営者のそれに少し似ているのかも知れない。

 

投機とは、種銭をリスクに晒してリターン稼ぐものである。

 

いわば、命をリスクに晒してリターンを得るのであるが、この種銭がある程度大きくなってくると、恐らく命をかけている事などほとんどの投機家は忘れてしまっている事だと思う。

 

肉を切らせた限りは、必ず骨を断つ必要がある。

 

こんなに厳しい世界は他にあろうか・・これが続かないと退場だ、

 

私も痛い目に合っているが、どんなに種銭が多かろうと来るときには、それはやって来ると言う事だ。

 

基本的に投機の世界にバカは入って来ない、、と言うか頭の良い者がほとんどではなかろうか?馬鹿な方が勝てたりもするのであるが、どうしてもこの世界には、本当に賢い人しか入ってこないようだ。

 

何故なら、ここは、知的なお金持ちを刈り取る為に作られたステージだからである。

 

そう言う事なので、頭の良いものほど負ける。投機で成功を目指す東大生もあまり聞かないし、地頭が良く合理的思考ができる彼らなら、その巧妙な危険性を流石に察知し近づかないのかも知れない。

 

その代表的な人物像とも言えるのが、いまTVで引っ張りだこの林修先生でございます。東大法学部卒ですが投資で大失敗し借金を作った話は有名です。

 

彼は、賢かったので、早くに証券投資とは縁を切ったみたいですが、彼の言う「負ける人間の特徴」は、凄まじく本質を突いたものだと思われますので観ていただいて損はないと思います。

 

林修が負けて杉村太蔵が勝つ世界!それがこの世界です。理由はここを読まれている皆様なら、もうお分かりですね(笑)、、

 

そう、中の人でないと・・

 

 

友人の退場

 

筆者は、ながく相場をやっていますもので、多くの方々の退場していく姿を見送ってきました。もちろんその中には、自分の退場も有りましたが、リアルの投資仲間やネット上の投機仲間もたくさん退場してゆきました(泣)。もちろん返ってきた方もおりますが、、それは少数でございます。

寂しいものですね、、

かと言ってお金を貸したり借りたりするのは、違うと思います。

 

相場から完全に離脱すると言う選択も、一つの正しい選択だと確信しています。

 

 

強力な手法は、諸刃の剣

 

筆者も過去に2度の劇的な退場を経験しているが、いずれも自らに手法(判断基準)を過信しての結果でもある。勿論、それ以上に資金管理能力(レバレッジ・LC)の弱さも有ったのだが、、自分がチャンスだと感じる局面を単に鵜呑みにしてはならない、向こうは、個人手口の偏りを虎視眈々と狙っているのであるから・・

 

我々から、見えている世界は、常に表側の世界である・・

 

本当の勝負どころは、いつも皆がおおらかに、気分よく、油断している時でしかない

 

「ピンチは、チャンス」最近よく聞くフレーズで素晴らしい金言なのだが、ことリスクリターンの世界では、実に、良く出来たチャンスこそが、最大のピンチになる可能性が非常に高いとも言える。

 

 

2017~2018 仮想通貨で起こったチャンスはピンチ!?

 

最近であれば、仮想通貨のチャートを見てもらえば良く分かると思うのだが、一番高いバブルのお山のピークの辺りからBTCに対する日本円の比率が世界一となっている。何を隠そうこれは、バブルアッタク(仕込み筋が超高値で売り抜ける戦略)である・・世界一の金持ち国家である日本に向けて仕掛け大成功を収めた。

 

当ブログでは、このバブルアッタクも完璧に予想していたが、ピーク値ではほんの一部しか売り抜けられず未だガチホ組(泣)

 

仮想通貨などインチキだ詐欺だと言っていた日本人ですが、バブルチャートのお山を越えたら下図の通りです・・

 

 

ビットコインがUSD建ての量を越えてしまっている・・と言う事は・・

 

今回の高値での売り抜けを掴まされたのは・・・

 

あえて言おう、我々日本人である。

 

このバブルアッタク、戦略的に分析すればどうだろう?大雑把ではあるが、何時もの古典的な手法であったと筆者などは思う。

 

 

●仕込み後→ほんの少し値を上げる→メディアで認識させる→(値を上げる→メディアで煽る→値を上げる)以後この繰り返し

*筆者はこれを「バブルへのルフラン」と呼ぶ(笑)。

 

最後の(値を上げる→メディアで煽る→値を上げる)の段階で実際に儲けた日本人が出てきて自然に煽ってくるのだが、ここまで来ると、もうたまったものではないのだ・・信じた者から救われる??みたいなノリが仮想通貨市場に香ってきたのである。

 

こうなってくると信じられない上昇が起きる。昭和バブルで言うところの「主婦が野村に買い物かごを持って株を買いに来る!」みたいな?今回は、雑貨屋さんにビットコインウォレットを買いに来る客がいたとかいなかったとか・・?そしてギャラがバブルになっている芸人さんたちの間でもかなり流行ったみたいで、羽振りの良い芸人さんの中には、数千万円単位でアルトコインを買っていた方も確かいましたよね。

 

 

●筋が売り抜ける→今回の場合ここから更にコインチェックでNEM/XEMに対して攻撃が入る→仮想通貨全体の信頼性が下がり暴落→現在にいたる

 

 

 

今後、仮想通貨はどう展開するの?仕手戦から考察

 

コインチェック事件後、数名のメルマガ読者様から、この後仮想通貨はどうなるの?みたいな質問を頂きましたが、その時々で返答が少し違ったかもしれません。仕掛けられた直後では、意表を突いたリバウンドも予想されましたし、そこを狙うのはかなり危険だとも書いてきたと思います。

 

すこし仮想通貨市場が落ち着いた今感じる事を書くと、、過去の多くの仕手戦から想定いたしますと皆が忘れ去るくらいまでの間は、放置プレイされる事になるのかな?この戦略では、ビックリするほどの安値をつけるまで放置される事もあるのですが、その後どこかの投機筋が狙いに来て「再び荒らす」と言った事は、株の世界では良く起こっておるところでもございます。

 

しかし、最後に仮想通貨と言う概念自体に攻撃が入る(実際は取引所のセキュリティだが)など、現行の通貨発行権側の威光が入っているのかも知れません。そうなると半端な投機筋では、荒らす事すら出来ないのではないでしょうか、、世界の経済指数と同じくユダヤ金融資本によって仮想通貨市場もまた、支配下に置かれた様にも見えない事もございませんが・・

 

バブルの高値で掴んだ者たちが・・早く逃げたいと思っている者たちが・・投げずに助かりたいと思っている間・・

 

それが、投機における放置プレイの時間です。

 

その後に、「バブルへのルフラン」が見られたら熱いですね(笑)、本格的な流通からの値上がり・・これはまだ未知数でいざ起こればパンドラの箱みたいなものではないでしょうか?どこでも使えるとなれば、それはもう・・・・・激熱でございます。

 

 

仮想通貨、さしずめ今は、死に方用意と言ったところではないでしょうか?

 

生きる覚悟と死ぬ覚悟

 

 

どっちの道を選んでも地獄という結果だけは、勘弁してほしいものでございます。

 

 

PS. このような未熟な文章を最後までお読みいただき有難うございます。皆様の寛大なお心に感謝申し上げます。

ABOUTこの記事をかいた人

相場歴20年ベテラン投資家。ゴールドマン・サックスの225先物・OPTIONの手口から値動きを考察する「225先物でなにがなんでもGS様を信じてトレードするブログ」の管理人でもあります。2016年秋より会社を辞め、専業のトレーダーに・・ブロガーであり手口解析者、投機手法開発者・アルゴリズム評論家と大好きな事を情熱を持って情報発信していきます。