投資家・投機家の皆様、ごきげんは如何でしょう。
月間成績で3連勝の後4連敗を食らっているULIBUDDHAです。
今年に入り、手口解析の世界では、大局の流れが大きく変わっていると思います。毎週レベルで損益分岐点を出している方なら感じていると思いますが、GS様の連敗が目立ちますし、あきらかに損切りした手口も普通に見られるよになりました。以前のような、力技はどこにいったのでしょう。
一説では、トランプ氏の実権が大きくなったこと、とか、ヒラリーちゃん筆頭に軍産複合体、米国ユダヤの衰退などが言われたりしていますが、ハッキリとしたことは、筆者の方でも分かりません。
ただ、大人証券経由の力関係が、大きく変わってきている事だけは間違いないでしょう。
先物OPTION手口から日経推移を考察する為の損益分岐点の出し方を当ブログで一般公開したのが、約3年前の2016年だったと思います。その記事が、ある程度のヒット記事となり、これまでたくさんの方々と手口解析について話したり、討論させていただきました。
色んな人に、色んな、貴重な情報をいただきました。感謝!
手口解析法にもトレンドが有って2003年辺りから2010年辺りまでは、GS(ゴールドマンサックス)とCS(クレディスイス)の2社を毎日追っていけば、それで良かった(笑)。簡単なお仕事だったと思います。筆者の方でも、特にGSが千枚単位で動いた時などに現物を利確したり、目を付けていた株を新規買いしたりと・・そんな感じで利用していました。
当たり前ですが、世界は変化すると言う事だけが確定事項でございます・・
その為、何事においても、トレンドが変化します。
ネット証券の出始め~リーマンショックまでのトレンド
2000年前半であっても、2CHなどでも同じようにGSを追ってトレードしていた人も既に存在していましたが、どんな指標よりも良く当たる割に、GS信者は、ごくごく少数派でした。また、たまーに大きなの取った時などに、どや顔でGSの凄さを2CHに書き込んだりもしましたが、、なぜか、バカにされた記憶が多いですね(笑)、まあ、なぜ、バカにされやすかったのか、、
それが、分かるトレーダー様も、少しくらい残っている事だと思います。多くの同期トレーダーが退場してゆくのを見送りましたが・・私も人の事言えません(笑)。
CS(クレディスイス)も動きが大きい時の市場支配力は高かったですよ。また、建て玉を分かりやすく売りに向けたり、買いに向けたりしてくれるので追いやすかったとも記憶しています。
CS信者も当時は、よく見かけました。
金融国家スイスに置かれた超富裕層向け投資銀行、クレディスイスって響きが、当時ものすごくカッコ良く感じたものです。
【2010~2016】リーマンショック後~トランプ大統領誕生までのトレンド
あの暴落以降、CS(クレディスイス)は、完全に下火になっていましたが、GS様は、相変わらず生き馬の目を抜くかの如くやりたい放題でございました。
途中、ライボー(LIBOR)の不正コントロール事件などがあって、その辺りからソシエテジェネラルも注目されましたし、、
何時だったか、あまり覚えていないのですが、TV(多分報道番組)で証券会社の自己トレーディング部門でのアルゴリズム取引について、悪びれもせずに高速売買(フラシュトレード)で利ザヤをむさぼるシーンを解説していたと・・これを確かに見たのですが、その後は、全くそれについてやらなくなりました。
まあ、それについては、ロス茶あたりから、圧力がかかったのだと思っています。
しかし、筆者は、高速売買(フラシュトレード)するには、玉数の回転数が、絶対に必要だと言う観点からすぐに、ピーンと来たのが、手口解析においての回転数「買い建て数量」「売り建て数量」でした。
ABNアムロ・・・次いで、ソシエテジェネラル・・・
リーマンショック後は、アルゴリズム取引について考察ばかりしていました。仮想的に各社のアルゴリズムを想像し建て玉の数と当日の手口の流れを照らし合わせて、癖を読んでいく日々が続きました。これは、かなり良い考察ができたと思っています。
仮想アルゴリズムの「アムロの波江ちゃん」は、単純な考察ながら最高傑作で、これは今でも、使える局面では大活躍する考え方だと確信しています。一つの相場の真理・・なんていっても言いすぎでも無いと思いますよ(笑)。
今では、AIなんて言われていますが、筆者などにとっては、どこまでいってもアルゴリズム取引であって、AIさんなんて呼んでいたら、分析も、考察も、何もする気がおきないと思います。
【2019】現在のトレンド・AI(アルゴリズム)全盛期~トランプ相場
まさに、カオスです。
新世代のAI(アルゴリズム)とトランプ氏のtweetに大胆に反応するカオス相場です。
今、多くのトレーダー様が、そう感じておられるのではないでしょうか。
一つは、進化した現在のAI(アルゴリズム)さんは、個人トレーダーの心理を突く事も出来ます。
また、人間行動学から、買いたい衝動をおこさせたり、また、売りたい衝動をおこさせたりする事まで出来るようであって、もう、本当に手が付けられません。そのリアルタイムでの判断速度と、機械売り買い最大の強み「売り難きを売り下がり・・買い難きを買い上がる」AIさんの怖いもの知らずさ加減には、毎度毎度、感心すらさせられております。
ただ、AI(アルゴリズム)さんの動きは、ある程度までは読めると思っています。数字が、変われば、瞬時に方向を転換するので寄り引けトレードには、あまり向かなくなってきましたが、ある法則には逆らえないと言うことから、まだ、ある場面、ある局面において攻略できる事は、古参のファン様なら既にお分かりだと思います。
ただし・・
時折サプライズ的な仕掛けのように起こされる、トランプ氏のtweetだけは、何人たりとも予測不可能で、「北のミサイルは買い!」みたいな、定石も、現在まだ存在せずでございます。
筆者は、トランプ氏の大ファンであり、2016年の大統領選でも半年くらい前からトランプ大統領誕生を予測していたくらいです。えっへん!2016年の記事やメルマガで書いています。理由は、選挙運動中から、トランプ氏が米国の選挙システムにおいて、不正選挙についてまで言及していた事が1番の理由でした。
そんな、個人的にも大好きなトランプ氏ですが、
彼の、tweetは、
先物OPTIONトレードにとっては、大迷惑な話です!今回のSQ週直前に、SQ戦前に、tweet一つで先に暴落させてくれたことには、いまだに腹が立つ次第でもございますが、、
完全無欠のAI(アルゴリズム)さんですら、やられているようですから・・我々個人トレーダーには、流石にどうあがこうが、つかみどころがありません。
彼のtweetは、まったくもって
今の相場においての特異点だと思います。
まとめ
ただ、AI(アルゴリズム)さんが、日本の個人トレーダーを刈に来たところトランプ氏のtweetに助けられた。なんて、事も実際にありましたし、一概には、害悪だとも言えないところです。
極めて進化したAI(アルゴリズム)さんが、猛威を振るうなか、
トランプ氏のtweetに、翻弄されてしまう。
現在の相場とは、この様に難易度がこれまでにないくらいまでに高まっているのです。
勝つ為には、運を味方につけるのか?
休むも相場と、
トレンドの変化を年レベルでゆっくり待つか?
もしくは、
局面トレードで現在利用できる法則2点と、それ以外に、まだ発見されていない法則や傾向を見つけ出すまで、「想定→観察→考察→判断」と繰り返していくしかなさそうでございます。やり切れないような、答えで申し訳もないのですが・・
どうやら、これをやっていくしかなさそうですね。
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